京都日産と地元企業がコラボレーション“京都らしさ”感じるオリジナル限定車 発表会開催 2

京都日産自動車株式会社は株式会社オートワークス京都、株式会社福住商店と共同でオリジナル限定車WANOiROを10月4日に発表しました。

本レポートは、京都日産南店で開催された発表会の様子をお届けいたします。

発表会の様子

発表会は京都日産南店で行われ、京都日産自動車株式会社 代表取締役社長 中村正人、株式会社オートワークス 代表取締役社長 内海嘉則氏、株式会社福住商店 代表取締役社長 松下明史氏が登壇しました。

挨拶:京都日産自動車株式会社 中村正人

最初に京都日産自動車株式会社 代表取締役社長の中村より挨拶がありました。

中村は、「この度、京都ならではの限定車WANOiROを発表できることを大変嬉しく思います。本件は、地元企業であるオートワークス京都様、福住商店様との連携により実現しました。『薄藤(うすふじ)』『煤竹(すすたけ)』『柑子(こうじ)』『深桜(こきさくら)』の4色をご用意し、京都の街並みに馴染む優しい和の色を車体に取り入れました。アクセントカラーとして施しているため、さりげなさを求めるお客さまにぴったりのデザインです。府内の全店舗で展示しておりますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。また、当社はカーボンニュートラル応援プロジェクト『京都日産の地域とつながり隊』を立ち上げ、電気自動車を活用した地域課題解決に取り組んでいます。今回、電気自動車の日産サクラも限定車WANOiROのベースモデルとして選んでおり、街中に走る電気自動車が増えれば、地元京都のカーボンニュートラル活動のお役に立てると考えています。地域に愛されるお店を目指し、精進していきたいと思います。」と、今回のWANOiROを制作した背景と、これからの抱負を表明されました。

挨拶:株式会社オートワークス京都 内海嘉則氏

続いて、株式会社オートワークス京都 代表取締役社長の内海氏よりご挨拶いただきました。

内海社長は、「本日は京都日産限定車WANOiRO発表会に参加でき、大変うれしく思っております。京都に販売製造拠点を持つ弊社が、得意分野である車の架装技術を活かし京都という地域に深くつながった商品ができないかと考えていた時に、中村社長と意気投合。長年の信頼関係があった福住商店さまの協力をいただき、今回の限定車につなげることができました。長年、モノづくりの関係があった福住商店様とのコラボレーションにより、京都らしいネーミングと色合いの限定車が完成し、長年培ったモノづくりの経験を活かした限定車『WANOiRO』をお届けできることを嬉しく思います。引き続き、『働くクルマを中心』に社会へ貢献し、地域とのつながりを大事に、愛され信頼される会社となれるように邁進してまいります。」と、今回のコラボレーションに参加できる感謝とこれからも社会へ貢献していく旨を述べられていました。

挨拶:株式会社福住商店 松下明史氏

最後に株式会社福住商店 代表取締役社長の松下氏よりご挨拶いただきました。

松下社長は、「日本人の色彩感覚は、四季の移ろいの中の豊かな自然の中で育まれて、平安時代、都であったこの地京都で大きく発展しました。例えば今回の限定色の1つ「柑子(こうじ)」は、平安京の「左近の桜」「右近の橘」と称された橘に由来しております。我々福住商店も、この地京都で創業以来、約250年。塗料を、気軽に、様々なものに塗って、和の伝統色、日本の色彩文化を楽しんでいただければという思いで、WANOiRO シリーズを開発いたしました。今回の日産の限定車に、アクセントカラーとしてご使用いただき、オートワークス京都様の丁寧且つ確かな技術できれいに仕上げていただきました。塗料を供給するものとして率直にうれしく思います。ありがとうございます。これを機会に、WANOiRO を施した愛車で、一人でも多くの方に和の伝統色を楽しんでいただければ幸いでございます。」と、今回使用した塗料が生まれた背景とこの限定車に込めた想いを述べられていました。

各社の代表挨拶の後は、代表3名と展示車の記念撮影を実施。

「左近の桜、右近の橘」にちなみ、ステージには向かって右に深桜(こきさくら)カラーの日産サクラ、向かって左に柑子(こうじ)カラーのルークスが配置されました。